cirrus’s writing a note

私が書き溜めたノート。言葉の力で、あなたの心を軽くしたい

直観(ワクワク感)で出会った人とは、何かが始まる予感がある

私の経験から生まれた言葉で、あなたの心を軽くしたい。

 

 

ワクワクする気持ちに素直に従う。

 

それはきっと、何かが始まる予感。

 

全てがあなたの糧になる。

 

振り返った時、辛かったことも、美しい思い出で映してくれる。

 

 

人生にスパイスが加わる瞬間があります。そのスパイスはとても大きな学びとなって自分が成長したなと、振り返った時に感じさせてくれます。スパイスは、やはり辛く厳しい物であったり、甘く優しい物でもありますが、私の思考に居座る存在に出会うことです。

そんな時が訪れる瞬間は、いつもワクワクしている時でした。これから起こることが楽しみだなとワクワクしていたり、その人に話しかけてみようかなとワクワクしている時です。過去に私に影響を与えた人たちはいつも、そんなシチュエーションで出会うのです。

しかし、現実はワクワクからどん底に落とされる感じです。ワクワクして、期待して出会えたと思っていたら、苦労する種となっていることが多いです。

 

一つは、自分の構想がポジティブな面しか考えていないからだと思います。気持ちが上向きな分、期待を裏切られた時のネガティブな想定がないので、その時には脳をフル回転させて対処しています。人生には良いことだって悪いことだって起きることは当然なのですが、ワクワクが危機管理を鈍らせてしまっている可能性があります。

 

二つめは、相手の思考に押されていることです。私から近づいておいて、相手のペースになってしまいます。私が前向きな構想を作ろうとも、相手のペースに変わってしまう。結局相手を支配しようとでもしなければ、うまくいかないんだと思います。(そんなこと私には出来ませんが…)

 

そんなワクワクの時に出会った人たちに翻弄されながら生きている時間がありました。その人達は私に期待してくれたり、楽しいことを提供してくれたりと良いこともあるのですが、最終的には、試練となって存在し、私の思考に居座るようになっていきました。

 

しかし、振り返ると、その時の時間は濃密で時間の経過は遅く感じ、自分の心に対峙できた貴重な時間だと思います。1年という時間が非常に長く、いくらでも思い出が残っているような状態です。この時に書き残したノートは、内省した自分の創造的な言葉がたくさん残っています。

 

反対に、時間が早く感じる時は、熱中してる状態でフロー体験をしやすいです。時間の経過は早く感じ、爽快な感覚ですが、自分の存在がなく作業に没頭しているので、自分に振り返ることはありません。より高度な能力が発揮されるので、課題を完遂したり、新しい物を作り上げるには良い効果ですが、内省することはないので、洞察にかけてしまいます。

 

フロー状態であることは素晴らしいですが、時間の経過があまりに早く過ぎてしまっては、年代の良さを味わう前に次に進んでしまうように思います。

 

時々立ち止まってみながら、今まで知らなかった自分を知れることや、生きる意味を見直してみる時があっても良いと思います。

 

過去を振り返ると、いつの間にか、辛かったけどその人に会ったから今こんなに成長しているんだななんて、美化されています。過去の経験を前向きに捉えられるようになった時、過去の自分と今を比べてみると随分変化していると思います。

 

生きてきた過程に、無駄な物はないように、どんな過去も糧になって、今の自分がいるのだと思います。