有り難う(ありがとう)
私の経験から生まれた言葉で、あなたの心を軽くしたい。
苦難、困難、災難。辛いことには全て「難」がつく。
でも、難が無くても、無難。何もないのに「難」がつく。
そして、ありがとうは、有り難う。「難」がつくじゃないか。
一説によれば、ありがとうは、めったにないこと。という意味がある。
困難、苦難、災難はめったにないことなので、ありがとうだ。
ポジティブな発想をしよう。見方を変えるんだ。
言葉の力は偉大です。辛い感情もうまく言語化できると楽になれます。そして言語化できた内容を、前頭葉を使って理論化して、うまく意味付けを行っていければ、辛い感情をもっと楽にできます。言うなれば、ネガティブな感情を言語の力でポジティブに変換してしまうことが出来るということです。
「苦難」ばかりだと嘆いていた時に、ありがとう、は「有り難う」なのだと知る機会がありました。この言葉を知っただけなのに、心は軽くなった気がしました。一説ではめったにないこと、非常に希なことに感謝するという意味があるそうですが、本当の所は分かりません。でも、それで良いのです。私の解釈として、「苦難」「困難」「災難」は「有り難う」と同じ意味なのだと思い込んだことで、私の心は軽くなりました。
虚構だらけの世の中で核心を知る為に、努力し前進していくことはとても大切なことだと思います。でも、虚構かもしれませんが、自分の心に響いた言葉は、十分に価値がある虚構だと思います。私を救ってくれた虚構なのです。それが、優しいウソなのかもしれません。真実を求めながら虚構とも両立しながら生きている。人生に決まりきった生き方がないのと同じ、複雑に出来ているのだと思います。