cirrus’s writing a note

私が書き溜めたノート。言葉の力で、あなたの心を軽くしたい

逆境からの復活。目の前のことに全力を尽くす

私の経験から生まれた言葉で、あなたの心を軽くしたい。

 

今、目の前のことに全力で取り組めたら

 

明日は変えられる。

 

大きなストレスを抱えてしまう

私は、人間関係の悪化や不慣れな仕事に、ストレスを感じていた。おそらく、人間関係が悪くなってしまっている環境で、不慣れな仕事を行っていた為に、悪循環のようにストレスが大きくなっていたのだと思う。いつまでこのストレスが続くのかという、先の見えない不安もあった。

 

頭の中はストレスでいっぱい

当然だが、時間は平等に24時間与えられている。

寝ている時間は8時間くらいで、あと16時間は昼間の活動時間になる。

仕事に行っている時間は8:30~18:00として9時間30分は仕事場にいる。

ということは、残りの6時間30分はストレスのない時間のはずなのだ。でも、こんなにたくさんの時間、何をして過ごしているのだろう。

食事をして、風呂に入って、車を運転して、家族との時間があって、家事をして、趣味をしている。

日常の中でたくさんのことが、目の前で起きているのに、ストレスでいっぱいの私の頭は仕事場での辛い思いを引きずり、目の前で起きている事に感情が動かずに、ただ流れていた。

 

解決策は、目の前のことに全力を尽くすこと

私が悪循環を断つことが出来た方法、それは目の前に起きていることに全力を尽くすことだった。

例えば、家族との時間では、子供がおもちゃで遊んでいて、私はごっこ遊びの相手をしている。子供のごっこ遊びは自由な展開ばかりだ。お姫様かと思えば、突然犬になっている。その展開に私はついていけていけず、私が楽しむことも、子供を楽しませることも出来ず、お互いが飽きてしまう。もし、私が王子様や猫になっていて、一緒に遊んでいたら、きっと二人が楽しめて、幸せな時間になる。

他にも、食後の食器洗いでは、疲れている私は、ほとんど出来ない。妻に任せてぼーっとテレビを見ていた。食器を洗うということは、視覚的にキレイになり、水の流れる音は心を癒し、単純作業だが皿を洗っている作業は、頭を整理する効果がある。自ら洗い物をしていれば、家事の手伝いにもなるので妻を助けることもできる。一石二鳥の効果を見過ごしていたのだ。

 

目の前のことに全力を尽くすことは根拠があった

多くの心理学の著書で「マインドフルネス」という言葉を聞く。今、ここで起きていることに目を向けると、心を癒す効果がある。

脳科学においても、人間の注意力はたくさんの物事(マルチタスク)を同時に処理することが苦手だ。今、ここに注意を向けさえすれば、辛い記憶を思い出す隙を与えることはない。

著書「ファクトフルネス」より、人間の本能には、ネガティブ本能、恐怖本能など、真実ではないことを思い込んでしまう本能が存在する。何も意識に上らない(考えない)ことは難しいので、悪いことを想像しやすい。

 

自分が変われて周囲も変わった

私は今、目の前のことに全力で取り組めたら明日は変えられる。という言葉をノートに書き留め、実践した。

子どもと遊んでいて、素直な気持ちで関わりをもち、自然と笑顔になれた。

洗い物をしていると、心が癒されて、趣味の一つになった。

こうなると、私は辛い思いから解放され始めた。私は家にいる時間を楽しむことが出来るようになってきた。それは、周囲も変えていた。家族は私を必要としてくれて、私の存在意義を強めてくれるようになった。人には承認欲求があり、認め(必要)られることに幸せを感じる。

自分の意識を目の前のことに向けることで、状況を大きく変えることが出来た。