世界最弱のヒーロー
ある日、私がいつものようにノートを開くと
誰かが、私のノートに書置きを残していました。
その言葉は…
アンパンマンは『世界最弱のヒーロー』
ちょっと汚れたり、雨に濡れるだけでも
ジャムおじさんに助けを求める。
でも、いざという時には、自分の顔を
ちぎって食べてもらう。そして、戦います!!
それは私たちも同じ。
みんな弱いけれど、
そうせずにはいられない時もあるのです。
こんな素敵なことを書いてくれたのは、妻でした。余白にはアンパンマンの笑った顔も添えられていました。
世界最弱のヒーローという表現は、優しく私の背中を押してくれるようでした。
この日もいつも通り、話の聞き役になってくれていて、たくさん心配をさせていたのでしょう。
一番側にいる人を心配させている。自分の足で立つんだと、何度も何度も自分に言い聞かせていました。
妻に勇気をもらいました。とても感謝しています。